TREASURE HUNTING CLUB

プジョー

水車小屋からはじまるプジョー社の歴史
世界中のグルメを支え続けるキッチンツールの逸品を創るフランス、プジョー社。自動車メーカーとしても有名なプジョー社ですが、その歴史は水車小屋から始まりました。ペパーミルを始めとする工業部門と自動車部門はその後分離し、それぞれの展開を始めます。

 

1810年 プジョー家 起業家としての天性を発揮
粉挽き業を営んでいたプジョー家の2兄弟、ジャンピエールとジャンフレデリックが、先祖から代々引き継がれてきたスクラテ(ドゥー地方)の製粉所を製鋼作業所に改造。工業製品メーカーとして「のこぎりの刃」「置き時計用バネ」などの製造を始める。

1818年 最初の特許申請
鋸刃の製造技術に関する特許を取得し、新しい時代を開く転機となる。鋸、斧、かんな、左官ごて等の大工道具、農業用品や馬蹄ナイフ、宝飾細工用の小形金槌、床屋の剃刀、4枚刃肉切り包丁など、数々の道具類を生産。

1840年 コーヒーミル誕生
家庭用のコーヒーミルの生産を開始。今日のプジョーミルの礎ともなるグラインダーが誕生する。

1858年 ライオンエンブレムを商標登録
ライオンの鋭い歯をイメージし、ライオンエンブレムを鋸の刃に起用。特に最高級製品にはライオンマークを使用した。

1874年 ペパーミル生産を開始

1882年 プジョー自転車第一号を生産

1889年 プジョー自動車第一号をパリ博に出展

1890年 自動車産業進出 

1900年〜   
ペパーミル、工具、家電製品、スケートの刃、硬貨から大砲の弾まで、あらゆる製品を製造。その後、機械工業部門が部品の製造技術を活かしミル製造を引き継ぐ。

1990年 機械工業部門からペパーミル部門が独立

2006年 ワインアクセサリーメーカー「L'esprit & vin 社」を買収
ワインマーケットへプジョーブランドの進出を開始。